ドビーが会ったこともないハリーを助けた理由は?

「ハリーポッターと秘密の部屋」ではハリーがホグワーツに行くのを邪魔し、クィディッチではブラッチャーを操ってハリーにけがをさせようとしました。
しかし、なぜドビーは会ったこともないハリーに対してこのような邪魔やイタズラをしていたのでしょうか。

なぜドビーは会ったこともないハリーを助けたのか?

ドビーはホグワーツで起こる災いを知っていて、その災いからハリーを守るために、ホグワーツから遠ざけるような邪魔やイタズラをしました。
ドビーはマルフォイ家に仕えていた屋敷しもべ妖精なので、裏で計画された秘密の情報を盗み聞きしていたのか、何かしらの災いが起こることを察知していたのかもしれません。
しかし、ドビーがマルフォイ家に仕える屋敷しもべ妖精であることを踏まえると、なぜマルフォイ家にとって敵ともいえるハリーポッターを助けるようなことをしたのかという謎が深まってしまいます。

ドビーがハリーを災いから守り、危機から救おうとした理由は、ハリーによってヴォルデモートが倒されたことで、屋敷しもべ妖精に希望が持てたからです。
ヴォルデモートの勢力が全盛期の頃、屋敷しもべ妖精は害虫のように扱われたとドビーは言っています。
しかし、ハリーのおかげでヴォルデモートが倒され、少なからず屋敷しもべ妖精の扱いが良くなったのでしょう。
ただし、この考えはドビーの個人的な意見で、他の屋敷しもべ妖精が同じように、ハリーに対して感謝の気持ちや好意を持っていたかどうかはわかりません。

ハリーは小さいころからマグルの世界で生活してきたので、屋敷しもべ妖精の存在や扱いを知らず、ドビーを見下したような態度は取りませんでした。
そして、ハリーはトムリドルの日記に靴下を挟んでルシウス・マルフォイに渡し、それをドビーの手に渡らせることで、ドビーは主人から衣服を受け取ったことになり、自由な屋敷しもべ妖精となりました。

このようなこともあり、ドビーは自由の身でありながら、ハリーが主人であるかのように好意をもち、様々な場面でハリーの助けをしました。
そして、ドビーは死ぬときまでハリーのために力を貸し、手助けをしました。ハリーがドビーのお墓をつくる場面は何度観ても涙が…。
すでにハリーポッターシリーズを読んだり、観たりしたひとでもドビーに注目してもう一度原作の本を読んだり、映画を観たりするとより一層ハリーポッターを楽しめるかもしれません。

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